GeminiでPhotoshopが使える?Adobe in Geminiの使い方と画像編集で変わること

GeminiとAdobeの連携によるAI画像編集を表した記事サムネイル AI初心者

2026年9月24日、Adobeは「Adobe in Gemini」を発表しました。Geminiの会話からAdobeのPhotoshop、Lightroom、Adobe Express、Fireflyの機能を呼び出し、写真の補正やデザインの調整を進められる連携です。

AIで画像を作る人にとって気になるのは、「生成した画像をどう仕上げられるか」。この記事ではAdobeの公式発表をもとに、できること、接続方法、Gemini単体との違いを整理します。筆者のアカウントでの実操作はまだ確認できていません。画面や完成画像の実例は、利用できるようになってから検証します。

ニュース概要:9月24日から世界で順次提供

Adobeによると、Adobe in Geminiは2026年9月24日から世界で順次提供開始され、Geminiのすべてのプランが対象です。「世界で提供」という発表には日本も含まれると読めますが、日本の各アカウントに同時に表示されることまでは保証されていません。表示がない場合は順次提供を待つ必要があります。

Adobe公式の案内では、Geminiの「Personal Intelligence(パーソナル インテリジェンス)」内の「Connected Apps(接続済みアプリ)」からAdobeを選び、Adobeアカウントでログインするか無料で新規作成します。

何が変わった?:会話からAdobeの道具を呼び出せる

これまでもGeminiには画像を生成・編集する機能があります。今回増えたのは、Geminiで仕上がりを文章で伝え、Adobeの制作機能を使う道筋です。たとえば商品写真を渡して「色と明るさを整え、同じ大きさにそろえたい」と相談できます。

ただし、「Geminiの中にデスクトップ版Photoshopが丸ごと入った」という意味ではありません。Adobeが連携用に用意した機能をGeminiの会話から利用する仕組みです。細かな手作業が必要なら、Adobeの各アプリで続きを編集する選択肢もあります。

Photoshop・Lightroom・Adobe Express・Fireflyで何ができる?

Adobeは4製品の機能をGeminiから呼び出せると発表しています。ただし、各製品のすべての機能がGeminiで使えるわけではありません。公式に示された利用例を、作業別に整理すると次のとおりです。

Adobeの道具 初心者向けのイメージ 公式発表から確認できる範囲
Photoshop 写真や画像の仕上げ 写真の明るさ・色の調整、切り抜きサイズの統一、商品写真の整え、デザインの画像・文字・色の変更などをAdobe in Gemini全体の例として紹介。どの操作をどの製品が担当するか、全機能の対応表は発表文にありません。
Lightroom 写真の明るさ・色を整える
Adobe Express テンプレートを使った投稿画像・販促物
Firefly 画像づくりや制作の支援

Adobeが具体例として挙げるのは、商品写真の色や明るさと切り抜きをそろえる、元のデザインからSNS向けの版を作る、Expressのテンプレートを探して文字・画像・色を変えるという作業です。Fireflyで使える個別の生成操作や、Photoshopのレイヤー編集がGemini内でどこまでできるかは、この記事の時点で断定しません。

Gemini単体の画像編集と何が違う?

Gemini単体の画像編集は、画像を渡して変更したい内容を伝え、AIに編集画像を作ってもらう使い方です。Adobe連携では、GeminiからAdobeの制作機能に作業を頼めます。同じ指示でどちらがきれいか、元画像をどれだけ保てるかは、まだ比較していません。

期待できる使い分けは、アイデアや画像の大きな変更をGeminiで試し、写真の色や明るさ、切り抜きの統一、SNS用デザインの調整などにAdobe連携を試すことです。実際に編集できる範囲や出力方法は、表示される機能を確認して判断します。

接続方法:GeminiのどこからAdobeを選ぶ?

  1. Geminiを開いてログインする。
  2. 「Personal Intelligence」を開く。
  3. 「Connected Apps」から「Adobe」を選ぶ。
  4. Adobeアカウントでログインする。持っていなければ無料で作成できる。
  5. 接続後、Geminiの会話でAdobeを使いたい編集内容を伝える。

上の入口とアカウントの案内はAdobe公式発表に基づきます。この作業環境のGeminiはログイン前のため、Adobeの選択画面と編集画面を実際には確認できていません。画面上の日本語表記や接続後の細かな操作は、今後の表示に合わせて追記します。

接続後に試す文章の例です。実行結果を確認済みの手順ではありません。

この画像の明るさと色を自然に整え、主役が見やすいようにしてください。元の人物や商品の形はできるだけ保ち、変更した点を説明してください。Adobeの連携機能を使える場合は、その方法で仕上げてください。

AI画像生成ユーザーにとってのメリット

生成画像は、完成したと思っても、色のばらつきや構図のずれ、SNS投稿用のサイズ調整が残ることがあります。Adobe連携が使えるなら、画像を作った後に「全体の色をそろえる」「投稿先に合わせた版を作る」といった仕上げの依頼を会話から始められるのが利点です。

たとえば架空の人物の設定シートから画像を作る場合、まず顔や衣装の一貫性を確認し、その後に色味や見せ方を調整する流れが考えられます。人物設定シートの作り方と検証例はこちらです。

人物設定シートの作り方の記事へChatGPTで人物設定シートを作る方法|失敗しないコツを実例で解説

ただし、顔の同一性が保てるか、意図しない部分まで変わらないかは、元画像と編集後を並べて確かめる必要があります。

注意点:料金・利用条件・未提供アカウント

  • 対象:AdobeはGeminiのすべてのプランで順次提供と案内しています。有料のGeminiプランが必須とは書かれていません。
  • Adobeアカウント:接続時にログインが必要です。Adobeアカウントは無料で作成できると案内されています。
  • 個別料金:編集ごとの料金、利用回数の上限、Adobe側の有料契約で増える範囲は、今回確認した発表文だけでは分かりません。「すべて無料・無制限」とは言えません。
  • 提供時期:世界で順次提供のため、日本でもアカウントによってまだ表示されない可能性があります。
  • 画面写真:接続前・接続後の画面をこのアカウントでは取得できていません。未確認の画面を実画面として掲載しません。

まとめ:次は同じ画像で実際に比べたい

Adobe in Geminiは、Geminiの会話からAdobeの道具を呼び出し、写真やデザインを整える新しい連携です。2026年9月24日から世界で順次提供され、日本も対象です。入口は「Personal Intelligence」→「Connected Apps」→「Adobe」です。

画像生成を使う人には、生成後の色補正やサイズ調整、SNS向けの展開が試す価値のある使い道です。ただし仕上がりの良さは、同じ画像で比較しないと分かりません。利用できるようになったら、次の記事で「Geminiだけ」と「Gemini+Adobe」に同じ画像・同じ指示を渡し、元画像の保持、色、文字、サイズ、作業時間、料金表示を比較します。

出典:Adobe公式ブログ「Adobe comes to Gemini and expands what you can do in Claude」(2026年9月24日)。本記事の確認日:2026年9月25日。

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