結論からいうと、ChatGPTにはプレゼン資料を作れる「ChatGPT Slides」が追加されました。会話やメモ、手元のファイルからスライドを作り、ブラウザ版ならPowerPoint(.pptx)・PDF・Google Slidesへ書き出せます。
ただし、2026年10月20日時点では誰でも同じように使えるわけではありません。OpenAIの発表では、対象はSpaceを利用できる一部のPro・Business・Enterpriseユーザーと案内されており、Plusは対象プランとして記載されていません。段階的な提供なので、対象プランでも画面に出ていない場合があります。
この記事では「何ができるの?」「Plusでも使える?」「PowerPointに出せる?」を、初心者向けに整理します。
ChatGPT Slidesとは?
ChatGPT Slidesは、ChatGPTの「Space」上でプレゼン資料を作成・編集できる機能です。単に箇条書きの構成案を返すだけでなく、編集できるスライドとして作り、ChatGPTと一緒に直していけるのがポイントです。
材料にできるものは、会話、アウトライン、資料ファイル、既存のプレゼン、テンプレートなど。たとえば会議メモを渡して「上司向けに8枚で、結論を先に」と頼む使い方が想定されています。
できることを初心者向けに整理
| できること | 内容 |
|---|---|
| スライドを作る | 会話・メモ・ファイル・テンプレートからプレゼン資料を作成 |
| 内容を直す | 文章、画像、図形、表、グラフを直接編集。選んだ要素だけChatGPTに修正依頼も可能 |
| 共同編集する | 共有相手に閲覧または編集権限を付け、同じ資料を一緒に編集 |
| 発表する | スピーカーノート付きでChatGPT上からプレゼン |
| 書き出す | ブラウザ版ではPowerPoint、PDF、Google Slidesへ出力 |
デスクトップアプリでは、PowerPointやKeynoteが入っていれば、そのアプリで開く選択肢が表示されます。スマホでは会話から作成して閲覧できますが、スライド内の要素を直接編集するならWeb版かデスクトップ版を使います。
Plusで使える?対応プランと日本での利用
2026年10月16日のOpenAIの発表では、ChatGPT SlidesはSpaceを利用できる対象のPro・Business・Enterpriseユーザーへ順次提供するとされています。Plusは対象プランに含まれていません。
そのため、Plusユーザーが「自分の画面にSlidesがない」と感じても不具合とは限りません。まずはChatGPTの画面でSpaceが使えるか、Space内でスライド作成が選べるかを確認しましょう。
また、公式発表には日本だけの提供開始日や地域別スケジュールは書かれていません。日本語で利用できるかを含め、最終的には自分のアカウント画面で確認するのが確実です。
ChatGPT Slidesの基本的な使い方
- ChatGPTでWorkを選ぶ
- Spaceを開く
- 会話、メモ、ファイルなどスライドの材料を用意する
- 対象者・目的・枚数を指定して「Spaceにプレゼン資料を作って」と頼む
- 完成した資料の文章、数値、グラフ、レイアウトを確認する
- 必要ならPowerPoint、PDF、Google Slidesへ書き出す
最初の指示は、次のように「誰に」「何を伝えるか」「何枚か」を入れると迷いにくくなります。
この会議メモをもとに、社内の管理職向けに8枚のプレゼン資料をSpaceで作ってください。最初に結論、次に現状、課題、提案、次の行動の順にしてください。数字は元資料から変更せず、不足情報は推測せずに明記してください。
ChatGPT Workの基本や、普通のChatGPTとの違いがわからない場合は、先にGPT-6 Astra・Work・普通のChatGPTの使い分けもどうぞ。
使う前に知っておきたい注意点
1. 出力後の確認は必要
OpenAIも、共有前に事実・グラフ・レイアウトを確認するよう案内しています。数字の転記ミスや、PowerPointへ書き出したあとの文字ずれがないかは、人の目でチェックしましょう。
2. 参考資料の権利と共有範囲を確認する
会社のテンプレート、写真、顧客資料などを使う場合は、アップロードや共有が許可されているかを先に確認してください。共有したSpaceやスライドでは、参加者の権限によって内容が見える範囲が変わります。
3. 商用利用の特別ルールは発表に書かれていない
今回確認した公式発表には、Slidesだけに適用される商用利用条件は見当たりませんでした。業務利用ではOpenAIの利用規約に加え、アップロードした資料や画像など第三者コンテンツの権利を守る必要があります。
Plusなら、まず無料でできる代替方法で十分
Slidesを使うためだけに、すぐ上位プランへ変える必要はありません。たまに資料を作る程度なら、PlusでもChatGPTに「8枚分の見出し・本文・図の案」を作ってもらい、それをPowerPointやGoogle Slidesへ貼り付ければ十分です。
資料作成が毎週あり、修正や書き出しまでChatGPT内で完結させたい人は、機能が自分のアカウントへ提供されたあとに検討すればOKです。
まとめ
- ChatGPT Slidesは、会話やファイルから編集可能なプレゼン資料を作れる
- ブラウザ版はPowerPoint・PDF・Google Slidesへ書き出せる
- 2026年10月20日時点の発表では、対象はSpace対応の一部Pro・Business・Enterprise
- Plusは対象プランとして記載されていない
- 日本向けの個別提供日は未記載なので、実際の画面で確認が必要
- 上位プランへ変えなくても、構成案を作って手動で貼り付ける方法は使える
資料作成の面倒な部分を減らせる機能ですが、最後の事実確認と見た目のチェックは人の仕事です。まずは「誰に何を伝える資料か」を整理してから使うと、AI任せで散らかったスライドになりにくいですよ。

